事例13 双極性障害の初診日

事例13:双極性障害の初診日




高校生の時にうつ病と診断をされたが、それ以降15年以上精神科を受診していなかった。

20歳以降は国民年金の保険料を滞納しており、 社会的治癒とみなされると納付要件がない。

また、高校生の時のカルテは残っておらず、 20歳前の初診証明も取れなかった。



解決方法



平成24年より20歳前の初診証明について、 2名の証言でいいとはなっているが、ちゃんとした内容でないと採用されない。

そこで、特異的なエピソードがなかったか確認したところ、うつ病が原因と証明できるエピソードがあり、それらと受診していた事を知ってる人2名の証言が取れた。

さらに、受診していない期間も、 症状が継続していた事を確認できる資料を添付し、 受診したくても出来なかった状況も併せて説明した。

その結果、初診日を20歳前障害とし、 社会的治癒もしていないとして無事認定された。

 

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