筋ジストロフィーの事例集
4
遡って(420万円)受給できたケース
年齢:37歳
地域:岡山県
病名:反射性交感神経性ジストロフィー
結果:5年遡って(420万円)受給
筋ジストロフィーではありませんが、神経を損傷する事故により反射性交感神経性ジストロフィーになっておられました。
一上肢だけの障害で、しかも1関節にしか障害が発生しておりませんでしたが、その一上肢が全く日常生活に用をなさない状況でした。
認定基準的には2級は困難ですが、実態として一上肢の用を廃しているとして申請し、無事遡って2級が認定されました。
審査請求で認められたケース
年齢:38歳
地域:京都府
病名:筋強直性ジストロフィー
結果:障害厚生年金(年額125万円)受給
ご自身で申請され、20歳前障害と認定されて障害厚生年金が不支給となっておりました。
審査請求からのご依頼で、20歳前に受診しているのは初診日ではないと主張しました。
無事、2級の障害厚生年金が認められました。
詳しくは、「困難請求事例16」を参照ください。
1級が認められたケース
年齢:56歳
地域:兵庫県
病名:顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー
結果:1級(年額242万円)受給
初診日から急激に悪化されており、電動車いすの操作も困難なレベルになっておられました。
診断書の内容から1級になる事は間違いないと判断できましたが、初診日のクリニックの先生が入院されており、初診日証明の発行が不可能でした。
そのため、紹介状のコピーを頂き、それを初診日証明の代わりにして申請をしました。
2級が認められたケース
年齢:53歳
地域:京都府
病名:肢帯型筋ジストロフィー
結果:2級の障害基礎年金
10年以上前に初診日があり、初診日証明が取れませんでした。
しかし、初診の病院を受診した日に検査目的で大学病院へ紹介状が発行されており、そのコピーが残っていました。
それで、初診日は証明できました。
症状としては、下肢を中心に筋力低下がみられましたが、半減程度でした。
全身に麻痺があり、「肢体の機能の障害」の「四肢に機能障害を残すもの」に該当できると考え申請しました。
無事、2級が認められました。