脳梗塞の事例集
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複合障害で2級にしたケース
年齢:44歳
地域:奈良県
病名:脳梗塞
結果:2級(年額136万円)受給
肢体不自由の分だけで申請すると2級になるのは難しいと思いました。
言語障害もありましたので、それも併せて申請する事にし、診断書を確認して2級になると判断して申請しました。
その結果、無事2級になりました。
それぞれ単体では2級は難しかったケースです。
審査請求で遡って271万円が認められたケース
年齢:52歳
地域:大阪府
病名:脳梗塞
結果:遡って271万円支給
障害認定日時点で詳しい測定をされていなかったため、障害認定日時点では不支給となっておられました。
そこで、後遺症の状態を確認すると、肢体不自由以外に平衡機能障害も出ており、その部分だけは証明可能でした。
そこで、障害認定日時点で平衡機構障害として3級であると主張し、審査請求を行い、無事遡って271万円受給できました。
2級が認められたケース
年齢:54歳
地域:滋賀県
病名:脳梗塞
結果:2級の障害基礎年金
一度脳梗塞をおこされており、そこからかなり経過をされておられました。
最近、健側側も動かしにくいという事を自覚され、検査を受けたところ、反対側にも脳梗塞が見つかりました。
軽い麻痺が四肢に及んでおり、「四肢に機能障害を残すもの」に該当すると判断し申請を行いました。
結果、無事2級の障害基礎年金が認められました。
2級が認められたケース
年齢:47歳
地域:東京都
病名:脳梗塞
結果:2級(年額146万円)受給
右半身に麻痺が残っておられました。
関節の可動域はリハビリを頑張って継続されておられましたので、制限はありませんでした。
筋力低下だけでしたが、無事2級が認められました。
一上肢で2級になったケース
年齢:54歳
地域:京都府
病名:多発性未破裂脳動脈瘤術後の脳梗塞
結果:2級(137万円)受給
右半身に麻痺が残っておりましたが、右足の機能には大きな制限はありませんでした。
ただ、右手が日常生活に使用できないレベルでしたので、上肢の基準であれば認定されると判断しました。
いわゆる脳梗塞の場合に当てはめる認定基準の「肢体の機能の障害」に当てはめれば、2級にはなりません。
そちらで当てはめられ2級が認められなかった場合は、審査請求をする事を見越して申請を行いましたが、すんなり2級が認められました。