脊髄梗塞の事例集
3
1級になったケース
年齢:53歳
地域:京都府
病名:大動脈解離による脊髄梗塞
結果:1級(270万円)受給
大動脈解離をおこされ、それが原因で脊髄梗塞を起こされておりました。
上肢に異常はなかったのですが、両下肢に強い麻痺が発生しており、下肢が日常生活に全く用をなさなくなっておりました。
両下肢の用を全く廃したものとして、1級が認められました。
5年遡ったケース
年齢:43歳
地域:京都府
病名:急性大動脈解離からの脊髄梗塞
結果:遡って299万円受給
急性大動脈解離StanfordA型からの脊髄梗塞でした。
心機能は大きな問題はありませんでした。
脊髄梗塞の後遺症ですが、両下肢の筋力で「足関節」以外は「やや減」で、足関節が「半減」という状態でした。
3級の「両下肢に機能障害を残すもの」に該当できると考え、遡って申請する事にしました。
その結果、5年以上前に遡って3級(299万円)が支給されました。
脊髄腫瘍からの脊髄梗塞
年齢:51歳
地域:大阪府
病名:脊髄腫瘍からの脊髄梗塞
結果:2級の障害基礎年金
脊髄に腫瘍ができ、それが原因で脊髄梗塞を起こしておられました。
そのため、四肢に麻痺を起こされており、筋力がすべて「半減」レベルでした。
「日常生活における動作の障害」を確認しますと、「〇:一人でうまくできる」という項目はありませんでしたが、ある程不自由ながらもできるとされおられ、歩行も大きな制限があるとはなっておりませんでした。
そこで、「肢体の機能の障害」の「四肢に機能障害を残すもの」に該当しているとする申立書を作成し、無事2級が認められました。