事例14 社会的治癒の考え方

事例14:社会的治癒




10年前に一度治療をしており、
回復して受診をずっとしていなかった。

10年後に同じ病気になったが、
窓口で初診日は10年前と言われた。

そうなると10年前の記録がなく、
初診日を証明する物が何もなかった。

この場合、初診日が不明という事で却下される可能性があった。


解決方法



医者から治癒と診断され受診が10年程経っていた。

医学的には5年で社会的治癒とみなされるが、
障害年金ではだいたい7年ぐらいで社会的治癒とされ、
新たな受診日を初診日として取り扱われる事が多い。

そのため、この方は社会的治癒として取り扱える事例と判断し、
健康保険組合から保険給付の証明を取り寄せた。

7年以上保険給付の記録がなかった事より、
少なくとも7年間は全く受診の必要がなかった事を証明した。

 

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