障害者の両親に育てられ、総合病院で医療相談員をしておりました経験から、他の社労士ではできない医療の知識を基にした申請代行を行っております。
代表メッセージ

実は、私の両親は身体障害者です。
母は小児麻痺により、父は結核により、ともに足を不自由にしております。
しかも、父は足の手術の輸血によって、肝炎を患っており、
ちょくちょく入院をするといった家庭環境で育ちました。
その為、当時は家族の治療費がタダになるという理由で病院に就職したのです。
(天文学を専攻しており、専門性をいかせる職がなかったという理由と、大学3回生の時に母が武田病院に入院し、その時の病棟の婦長さんから入社を勧められました。)
その武田病院グループで、様々な経験をさせていただきました。
介護保険事業の立ち上げに参加できた事、その経験をいかして医療相談員として働く事ができた事などです。
当時配属されたのが、京都市在宅介護支援センター・武田総合病院という、行政から委託を受けた、行政の福祉サービスの窓口業務をする部署です。
そこでは、介護保険の申請といったことから、特定疾患の医療費助成の申請、難病のお子さんの育成医療の申請、さらには年金相談に生活保護の相談、療養全般の相談をお受けしておりました。
特に介護保険事業に関しましては、ケアマネージャーが作成した訪問調査票と、医師が作成した診断書の両方をチェックや管理をしておりました。
その上で、当時の上司だった訪問看護の婦長さんが京都市から委託された認定メンバーだったこともあり、何故この人の介護度がこんなに重く評価されたのか、診断書や訪問調査票のどこを重視しているのかといった事を聞ける立場にありました。
それらが、今日の私の財産になったことは間違いありません。
また、京都府立医大病院にNICUとい乳幼児の集中治療室があり、そこに生まれてからずっと入院していたお子さんの退院後の在宅ケアを数名依頼され、訪問看護の看護婦さんと、小児科の先生とで、小児慢性疾患の医療費助成やら、育成医療、さらには診療報酬の仕組みを勉強して、お子さんの医療費負担がなくなるよういろいろアドバイスをさせていただいておりました。
当時、小児科の患者さんに訪問看護を行っている医療機関は全国で2つしかなく、その1つに携わる事が出来ていたので、非常に働き甲斐のある仕事をさせていただいておりました。
しかし、父が元々集団予防接種による肝炎と下肢の障害があり、高齢になったこと事で仕事が思うように出来なくなった事から、父が細々と営んでおりました、保険の代理店を継ぐことに致しました。
ちょうど、社会保険労務士の資格も持っておりましたし、病院での経験を活かし、障害年金の申請業務ができるのではと考えました。
現在では、おかげ様で、以前年金申請をした患者さんからの紹介で、多くの方の年金申請をさせて頂く事ができるようになりました。
地元の京都府からの依頼よりも、 他府県からの依頼の方が多くなりました。
特に関東地方からのご依頼が多く、 年金センターや社会保険事務所の窓口で、 「今日は何県と何県ですか?」と言われております。
また、年金問題の件で、京都社会保険事務局から行政協力の依頼もあり、 窓口の人はもちろん、年金センターのセンター長さんや、 年金室の室長さんとも顔なじみになる事ができまして、いろいろ教えていただいています。
そういった経験や人脈により、 今では一人でも多くの方のお役に立てればと考えております。
経歴・保有資格
1998年 3月 京都教育大学卒業 (天文学専攻)
1998年 4月 武田病院グループ 入社
2002年12月 〃 退社
2003年10月 社会保険労務士 開業
(京都府社会保険労務士会 南支部 所属)
2007年5月 紛争解決手続代理業務開始
(社会保険労務士名簿に紛争解決手続代理業務試験合格の付記)
・社会保険労務士
・特定社会保険労務士(紛争解決手続代理業務)
・福祉住環境コーディネータ 3級
・日商簿記 2級
・中学、高等学校理科教員免許
・教育コーチング G3
私の両親も障害者で、両親の障害年金しか収入がないときもありました。そんな経験から、他の社労士さんの半分の成功報酬で、なるべく患者さんの負担にならないよう努力しております。