リウマチの事例集
4
再審査請求で認められたケース
年齢:46歳
地域:兵庫県
病名:関節リウマチ
結果:再審査請求で障害厚生年金を認定
ご自身で申請及び審査請求をされておられました。
その結果、初診日不確定として不支給になっておられました。
私のほうには再審査請求からしてほしいという事でした。
当時の第三者の証言等を集め、それを証拠として提出し、患者さんの保険料納付状況からも障害厚生年金に申請をしなければならないケースであると主張し無事障害厚生年金が認められました。
後から遡及(5年分)を請求し、審査請求で認められたケース
年齢:60歳
地域:京都府
病名:リウマチ
結果:2級かつ5年分の障害厚生年金
障害認定日が5年以上前であり、その期間に日常生活動作の詳しい判定を受けておられませんでした。
そのため、遡及は諦めておられたのですが、ちょうど入院されておられ、その入院時にある程度の日常生活動作の聞き取りがお粉られていました。
それを根拠に診断書を作成していただいたのですが、裁定請求では不支給とされました。
審査請求で、初診時からのカルテをすべて提出し、その調査票も併せて提出しました。
カルテには重度のリウマチで薬がなかなか効かない事が明記されており、日常生活の様子が推定できる内容でした。
その結果、5年分遡って2級の障害厚生年金が認められました。
2級(年額128万円)が認められたケース
年齢:55歳
地域:京都府
病名:関節リウマチ
結果:2級(年額128万円)受給
生物製剤による治療を受けておられましたが、それらに反応せずステージⅣ・クラス3の状態と診断されておられました。
そのため、日常生活における動作の障害の半分が「〇△」である、残りが「△×」「×」でした。
寝たきりまでは行ってませんので、2級になると判断し申請を行い、無事2級が認定されました。
2級へ等級変更したケース
年齢:53歳
地域:京都府
病名:関節リウマチ
結果:2級へ等級変更
下肢について3箇所目の人工関節の手術を受けたと相談がありました。
人工関節で3級と定められている以上に人工関節が入っていますが、手術の影響で生活状況が改善されていました。
「〇:できる」と改善してしまっている項目もあり、手術前の方が有利であったケースです。
かなり厳しい内容でしたが、無事に2級へと等級変更されました。