感音性難聴の事例集
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遡て413万円支給されたケース
年齢:26歳
地域:京都府
病名:両感音性難聴
結果:遡って413万円支給
遡った時点では聴力レベルは80db以上90db未満でした。
そのため、語音明瞭度が認定のポイントでした。
語音明瞭度の判定はされていたのですが、認定基準で定められていたヘッドフォン法ではなく、スピーカー法での測定でした。
そのため、正確な数値ではないとして認定日時点の認定が困難として、不支給としてきました。
再審査請求まで争いましたが、ヘッドフォン法でもスピーカー法でも大きな差がないという医学論文があり、それが根拠となって遡って2級が認められました。
50年以上前の初診日
年齢:55歳
地域:京都府
病名:両感音性難聴
結果:1級の障害基礎年金
50年以上前から耳が聞こえにくくなられており、初診日の記録は残っていませんでした。
治療法がないとの事でしたので、特段受診もされておらず、申請する直前まで受診がありませんでした。
補聴器の調整は眼鏡屋さんでされていたようで、医療機関の証明が全く取れませんでした。
しかし、障害者手帳が小学生の時に発行されていましたので、それを根拠にして申請しました。
インフルエンザからの難聴
年齢:57歳
地域:愛媛県
病名:両感音性難聴
結果:1級(年額134万円受給)
インフルエンザから髄膜炎になってしまい、その後遺症で難聴のなっておられました。
そのため、インフルエンザの初診日が難聴の初診日になります。
2級へ額改定したケース
年齢:45歳
地域:滋賀県
病名:両感音性難聴
結果:2級へ等級変更
片耳の聴力レベルは100dbだったのですが、もう一方が80db台でしたので、ずっと3級を受給されておられました。
最近、音は感じるが反響したような感じで何を言ってるのか判断できないとの事でした。
そこで、最良語音明瞭度を確認してもらうと15%という数字がでましたので、直ぐに額改定請求を行いました。
その結果、無事2級へ等級変更が認められました。