くも膜下出血による肢体不自由で認定された事例集
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既存障害があり認定が困難だったケース
年齢:54歳
地域:兵庫県
病名:くも膜下出血
結果:1級(年額185万円)が認定
体感機能障害としての既存障害(2級)があった。
20歳前障害として障害基礎年金を受給されていた。
そこにくも膜下出血を起こされ、寝たきり状態となられました。
既存障害がある場合、今の状態から既存障害を差し引いて認定されるため、本来なら3級となるケースでした。
裁定請求の結果、やはり3級の障害厚生年金とされましたので、審査請求を行う事にしました。
差し引きして3級なのはわかるが、従前の障害と分けて考えられると主張。
数十年前の障害者手帳の等級や、その他の証拠をもって、従前の状態が現在の状態に与えていないことを証明しました。
その結果、審査官が決定を下す前に、日本年金機構が処分変更を行って、1級と認められました。