パーキンソン病で障害年金が受給できた事例集

パーキンソン病の事例集

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5年遡って369万円支給された事例

年齢:52歳
地域:兵庫県
病名:パーキンソン病
結果:5年遡って369万円支給

パーキンソン病はオン・オフの時があり、総合的に判断しなければなりません。

オフの時だけを診断書に記載してもらったとしても、後からオンの時の日常生活の動作の程度を確認する書類が主治医に届きます。

そのため、オフの時だけ記載してうまく認定されようとしても難しくなっております。

オン・オフの状態を総合的に判断してどのような支障が出てきていたのか申立書に反映させました。

その結果、遡って3級となり、369万円支給されました。

 

3級(101万円)が支給されたケース

年齢:49歳
地域:京都府
病名:パーキンソン病
結果:3級(年額101万円)受給

10年以上闘病されておられました。

オン・オフ時での評価で、オンの時でも振戦のため様々な支障がでておりました。

そのあたりをアピールし、認定は難しいと判断しておりましたが、3級が認められました。

 

審査請求までもつれたケース

年齢:47歳
地域:岐阜県
病名:パーキンソン病
結果:2級(年額196万円)受給

全くできないという項目はありませんでしたが、「一人でうまくできる」と評価される項目もありませんでした。

そのため、「四肢に機能障害を残すもの」に該当していると考えたが、パーキンソン病はONとOFFがあり、OFF時の評価であるとして3級とされました。

そこで審査請求を行い、年金機構からの照会文章にもON時であることと、服薬のタイミングと薬の効果時間、OFF時の様子を証明していただいた。

その結果、2級へ等級変更になりました。

 

レセプトで初診日を証明したケース

年齢:47歳
地域:京都府
病名:パーキンソン病
結果:3級の障害厚生年金

初診日から10年以上経過しており、カルテが保存されておりませんでした。

病院のレセコンのデータも残っておらず、厚生年金加入期間中に初診日がある事を証明する事が困難でした。

しかし、当時は大企業に勤めておられ、健康保険組合に加入されていたとの事でした。

医療機関から請求のあったレセプトは2年しか保存年限が設定されておりませんが、レセプトの電子請求(レセ電算)が始まっていた時期でもあり、データが残っている可能性がありました。

そこで健康保険組合に問い合わせていただいたところ、初診月のレセプトを印刷して発行していただけ、証明印をもらって申請しました。

その結果、無事3級が認められました。

 

 

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